大井ウエスト試合結果  

富士見親善学童野球大会


第19回富士見親善学童野球大会

 開会式   組合せ   1回戦   3回戦   準々決勝 


3月2日(日)抽選会:18時 南畑公民館会議室、参加費3,000円+登録名簿2部
開会式:3月15日(日)…富士見高校8時半。総勢40チーム。ウエストはDブロック。
結果 → 富士見市少年野球連盟ホームページ   トーナメント表(PDF)

開会式の模様


長谷川大和主将先頭に入場

入場行進の演奏は入間東部消防音楽隊の皆様


大井ウエスト14名の入場行進


ヘリコプターに手を振る

長谷川大和主将以外はバランバラン


毎日新聞社のヘリコプター

風船が大空へ



BEST8の中ではやはり前年覇者で日ハム杯埼玉県優勝の若松ブルーウィングスが強い印象でした。昨年は2回戦で富士見市勢は姿を消し、準々決勝で東入間勢も姿を消しました。今回はBEST8に富士見市勢が3チーム、東入間勢が5チームと様変わりです。大井少年ファイターズと水谷フェニックスが絶好調ですね。BEST8に残ったチームのうち、同時進行の第72回埼玉南部春季大会のBEST16を前に敗退したのは鶴小ニュースカイヤーズ、みずほ台ヤンガース、北原ウィングスで、他の5チームは両大会とも勝ち残っています。BEST4に富士見市の2チームが勝ち残りましたが、決勝は若松ブルーウィングス13-0北原ウィングスで、4回コールドの圧勝でした。
若松ブルーウィングス大会2連覇です


 1回戦]3月15日(日) 13時53分〜15時26分  富士見高校D面B-3

チーム 1 2 3 4
大井ウエスト 8 3 2 2 15
川越スラッガーズ 2 0 1 0 3
勝利投手:瀬戸尾侑宏 本塁打:長田 頼2本、倭祐茉

戦況後攻選択した川越スラッガーズですが、ウエストは結果から見ると先攻で良かったというところでした。一昨年はこの大会で優勝したのが大井ウエストでしたから、昨年は優勝旗を抱えて開会式に先頭で入場行進しました。昨年は若松ブルーウィングスが優勝、準優勝は川越スラッガーズでした。今年はいきなり一昨年優勝の大井ウエストと昨年準優勝の川越スラッガーズの対決、正直ヤバイと思いました。
 2015年シーズン公式第1戦、この時期は投手力に勝るチームが強いものです。秋になれば体力が付いて、攻撃力に勝るチームが強くなります。昨年の大井ウエストは投手力は抜群でしたが、6年生が3人しか居らず、5年生以下は前年の上級生(6年6人+5年3人)がすごく強くて、若松ブルーウィングスにもコールド勝ちするようなチームでしたから、4年生以下は高学年の試合に出る機会が少なくて経験不足、2014年の新チームはバックの守りが弱過ぎて、緒戦は勝ちましたが、2戦目で優勝した若松ブルーウィングスに負けました。川越スラッガーズとはこの2年間対戦がありません。川越スラッガーズは例年強豪で、特に昨年は埼玉県西部地区で抜群の強さを誇りました。対戦は2012年11月4日坂戸市民球場A面で行われた埼玉西部選抜大会2回戦に遡ります。エース小河原 瞬を擁し、優勝を目指していたウエストにとって、当時の川越スラッガーズは負けるはずがない相手と分析していました。ところが、冨士川監督が仕事で不在、4年生の矢野壮真が学校の授業中の怪我で出られず、不動の守備を変えざるを得ない、たったこれだけのことで、しかも6年生の試合に4年生1人がいないだけ、別にどうってことないじゃん、というはずですが、少数精鋭大井ウエストは、ここまで6年4人、5年4人、4年1人という不動のオーダーでず〜〜〜っと戦ってきたので、誰かひとりいなくてもリズムが狂ったのです。1回表いきなり5点取られ、その後ジワジワ追って、押しに押しまくったものの、「逆転だ!」と思った当りが取られるなど、ツキも無くて負けました。

 さて今回の試合はスコアをご覧頂いてお分かりのように、1回表いきなり8点GET、3年前と逆のパターンで勝ちました。なにしろ全員得点、ウエスト伝統の足で14盗塁、文句なしの3本塁打、特に4番の頼が前週の練習試合4打席パーフェクトサイクルヒットの好調を持続して3打席パーフェクト2本塁打、それも右に左に打ち分けました。3打席目の左中間の当たりは、前打席の右中間のホームランを見ているので、外野を思い切り深く守らせた川越スラッガーズですが、それをものともせず、打球の行方を見て、スキップ♪、スキップ♪、ラン♪、ラン♪、ラン♪みたいな物凄い飛距離、久々に見た文句なしの特大ホームランでした。もうひとつのホームランは新5年生の倭祐茉、1打席目は四球、2打席目3塁手のグラブを弾き飛ばして、レフトも追いつけないホームラン、3打席目もヒット、10割です。2015年のウエストは、俊足強打のチームですが、本来のチームカラーは守って守って、1点多く取って勝つことを身上としていますから、いくら点を取っても失点が多ければ満足できません。本当に強いチームと当たったときは1点が勝負を分けます。昨年の西部大会で大東スポーツクラブ少年団や新町トレジャーズを撃破したときのようなしびれる試合を勝ち上がることこそ、大井ウエストらしい戦いです。ただし、今のチームは6年生が3人しか居ない昨年のチームで試合経験を積んでいますから、試合を重ねるたびに大井ウエストらしくなっていくと思います。
 ウエストは先頭打者ジョーが四球を選び2盗、2番瀬戸尾が3塁線に芸術的なセフティバント、焦ったサードが1塁悪送球で早くも1点、これは投げてもセーフでしたから、上手いサードなら3塁ランナーを見て、1塁には投げなかったでしょう。3番キャプテン大和のバントも俊足生かして内野安打となり、4番頼もショート内野安打、5番陽太のスクイズは3塁ランナーが俊足大和ですから、ピッチャーが捕ってキャッチャーへトスしましたが間に合わず野選となりました。祐茉は四球を選び、康平は打ち上げたのに2塁手が捕れない内野安打と、とにかく攻撃が止まりませんでした。打者一巡して1番ジョーが2回目の打席、レフトオーバーのタイムリー2塁打、瀬戸尾の2打席目はきれいに流し打ってのヒット、大和が強烈に引っ張ったのですが、当たりが良過ぎてライトゴロで、長い攻撃が終わりました。腑に落ちなかったのは、ウエストの足ですから出塁したら走ります、3塁にランナーがいるのにキャプテンの捕手は2塁送球します、これを見て3塁ランナーがホームインします。このパターンが続きました。ウエストの狙いが分かったら、対応するのがフツウなのに、何故でしょう?これが1イニング8点となった理由です。川越スラッガーズは3番キャッチャーの主将が1安打、背番号1の4番が2打数2安打、5番が1安打と、ヒットはこれだけで、やはり中軸は打ちます。1回裏1、2番をキャッチャーフライと見逃し三振で2アウトにしたのに、クリーンアップの3連打とエラーで2点与えました。結局1回表裏で40分もかかりました。川越スラッガーズの投手が牽制が多過ぎました。川越スラッガーズは、昨年の6年生が強過ぎたので、多分これからチームを作って行くのでしょう。しかし昨年のウエストがそうだった様に、伝統あるチームは必ず強くなって行きます。再びまみえた時に、負けないように我々も精進しなければいけません。
 この試合で珍プレーがひとつありました。ウエストの攻撃、2アウトランナー1、2塁、打席には1番ジョー、打ってショートゴロ、ショートはどんなチームでも上手い選手が定番、捕って2塁を踏むか1塁送球してチェンジ・・・が普通、ところが1塁ランナーが走らない、えっ、何故?びっくりしてショートが悩んだ末、1塁送球、1塁手はベースを踏まずランナーをタッチアウトにしようと追い掛ける、ところがこのランナーがすばしこい、逃げる、逃げる、ランダウンプレー、これを見て2塁から3塁へ進んでいたランナー聖がホームイン、本来は封殺プレーですから守備側が塁を踏めばホームインは認められませんが、挟殺プレーにしてタッチアウトにしたものですから、タッチアウト前のホームインで1点与えてチェンジ。なかなか6年生の試合では見られない珍プレーですが、新5年生ながら投打の主軸の寛太が故障して出られないため、入部したばかりの選手を出さなければならないウエスト事情、まあこういう経験を一つひとつ重ねながら野球を覚えて上手くなって行く、多分このアウトになった選手は今シーズン後半になれば活躍しているでしょう。


 3回戦]3月22日(日)14時46分〜  富士見第2運動公園B面C-4

チーム 1 2 3 4 5 6 7
勝瀬キッズ 0 0 2 0 0 1 0 3
大井ウエスト 0 1 0 0 1 3 × 5
勝利投手:瀬戸尾侑宏 本塁打:無し

戦況ウエストは埼玉南部春季大会2回戦で、11時朝霞第6小学校A-2でゴールデンルーキーズ2015(新座ラディッシュと栄レインボーズの合併チーム)と対戦し、0-8から大逆転でサヨナラ勝ちし、富士見第2運動公園に移動して、1、2回戦勝ち上がった勝瀬キッズと対戦しました。勝瀬キッズもこの日11時から埼玉南部春季大会2回戦、三芳町自然の森で新倉フェニックスと対戦し、2-5で負けて移動してきました。富士見第2運動公園B面では水谷フェニックスが新座リトルクロメーズと対戦していました。この日A面で9時から行われた埼玉南部春季大会2回戦で若松ブルーウィングスに2-6敗れたみずほ台ヤンガースの選手たちも水谷フェニックスを応援していました。試合は打ち合いでしたが、水谷フェニックス主将の強打で水谷フェニックスが打ち勝ちました。地力があります。そこへ2004年、2005年ヘッドコーチだった佐伯 進さんが応援に現れました。この方が応援に駆けつけてくれると勝つ、という大井ウエストのジンクスが有り、「勝利の男神」です。よし、今日も行けるゾと気合が入りました。
ウエストはエース侑宏がマウンドへ、キッズ1番打者はキャプテン高橋、2-2からカキーンと良い当り、レフトヘライナーが飛びましたが、康平の守備は安定しています、難なくキャッチ。続いてサードゴロが続き、陽太がさばきました。その裏、ウエストの攻撃、キッズのピッチャーは柳原航平、たった8球で三者凡退に打ち取られました。なんという淡白な攻撃!
2回表キッズは4番高柳からレフトフライ、セカンドフライ、ショートゴロ、たったの5球、ムム、ムム、ムムムムム、なんと付き合いの良い淡白さ!その裏ウエストは4番頼が右へヒットして、祐茉のレフト前ヒットで1点先取。
しかしキッズは3回表7番北嶋がレフト線に2塁打、東入間風の子駅伝で大活躍した羽奏(ワカナ)さんがキッチリ送って、9番のところで大和がパスボール、同点、しかもこの打者フルカウントからサードゴロ1塁悪送球で2塁へ、1番高橋は右中間にポテンと落とし、走者1、3塁で俊足ですから当然2盗狙います、それはがってん承知の助(
余談ですが、4月にオープンするララポート富士見にがってん寿司承知の助が出店するそうです)、捕手が2塁へ投げたら、途中でカットせずセンターへ抜けました、これで3塁ランナー返って逆転、なおも2番打者サード内野安打、盗塁して1死2、3塁、オイオイ何やってるの?3番空振り三振、4番レフトフライでなんとか切り抜けました。走者1、3塁での2塁送球は、ショートが2塁に入り、本気でランナーを殺しに行く場合と、擬投でセカンドがピッチャーと2塁の間でカットして、飛び出した3塁ランナーを刺そうとサードへ送球する場合があり、野手の○○がサインを出します。大和は強肩ですから、その気になれば殺せる1塁ランナーかどうかを選手たち自身で判断して決めます。しかし少年野球の塁間では、投手が1塁ランナーを牽制してリードを縮め、クイックモーションで速い球を投じる、バッターが振らない、捕手が捕球して素早く速い球を投げる、2塁に入った野手にタッチし易い低い球が来るという何拍子も揃い、しかも走者のスタートがあまり良くないと言うような場合でなければ盗塁は成功確率が高いのです。しかも良いサードランナーだと、その隙を突いて本塁を狙います。したがって点差が開いていて、1点やってもアウトを取りたい場合や、2アウトで1塁走者を殺せばチェンジになり、十分殺せるはずというような場面でなければ本気で盗塁阻止には行きません。しかも擬投に引っ掛かるサードランナーは滅多にいません。この場合の連係ミスはどうしたことでしょうか?もっともこの日の大和は2盗を刺せる状況ではありませんでした。やはり朝霞6小での試合でロングリリーフした影響でしょう。もう肩がパンパンだったのだと思われます。その裏康平が四球を選び、パスボールで2進、ジョーが送って1死3塁、しかし侑宏サードファウルフライ、大和引っ張って強烈な打球でしたが1塁ライナーで康平残塁。
4回表、簡単に2アウトを取った後、三遊間ゴロ陽太が捕れず、ジョーが回り込んで遠投するもセーフ、盗塁、パスボール、羽奏さんストレートの四球から自慢の足で2盗、2死2、3塁、ここで代打には丹羽(シャレです)、セカンドゴロで事無きを得ました、ふ〜〜〜。その裏ウエストは4番頼から、そろそろなんとかしてくれるだろう、との願いも空しく、4本ファウルして粘った末にショートゴロ、寛太3球目セカンドゴロ、祐茉6本もファウルして粘りに粘り11球目レフトフライで三者凡退。柳原投手、粘られても負けずにストライクを放り込んで来る、良いピッチャーです。
5回表キッズ1番高橋キャプテンから、さっきは右だったのに今度はレフト線へヒット、良いバッターです。盗塁とパスボールで3塁へ行きました、大和はこの試合はパスボールが多過ぎました。何かいつもと違うのは疲れているのか?2番以降レフトフライ、見逃し三振、セカンドフライで抑えました。3〜6番を完璧に抑えたのが結果勝因です。侑宏はいつものコントロールで淡々と投げました。5回裏ウエストは陽太がガツンとセンター右へライナーヒット、2本ファウルの後打ち気満々でした。2盗後聖がバントして送り1死3塁、ウエスト野球です。そして康平が1ボール2ストライクから3バントスクイズ、昨年も散々ウエストと対戦して、冨士川野球をよく分かっている勝瀬キッズベンチですが、見事に決まって同点、「さあここからもう1点取るゾ」と冨士川監督が選手たちに檄を飛ばします。応えてジョーが四球を選びました。しかし侑宏がサードフライ、あ〜〜〜(>_<)
6回表5、6番を4球で仕留めましたがこの日当たっている7番北嶋またしてもレフトヘライナーで運びました、猛打賞です。羽奏さん2死ですから送りは無い、ガツンとライトへ、聖がバウンド合わせられず打球は後方へ、自慢の足を飛ばして3塁打、また1点突き放されました、まったく憎たらしいというか可愛らしいというか、スゴイ女の子です。9番ショートフライでチェンジ。その裏ウエストは3番キャプテン大和からの絶好の打順、ウエスト必殺の場面です。コントロールの良い柳原投手ですが、さすがに警戒してボール3つ、1球ストライク、四球、打席にはこれ以上無い信頼度1の頼、初球ストライク、俊足大和盗塁、この場面は行け行けドンドン、2球目に3盗、そして打った〜〜〜、が浅いセンターフライ、力が入って打ち損ね、と、と、ところが3塁見たら大和が飛び出していて、慌てて3塁へ戻りましたがもはやタッチアップは無理、「タッチアップって知ってる?」と監督から揶揄されます、しかしこれは結果オーライでした、センター高柳から矢のようなストライク送球がキャッチャー高橋に返って来たのです、「うわ〜ラッキー」と変なところで喜ぶウエストベンチ、もしタッチアップしていたら、大和の足でもタッチアウトになっただろうという素晴らしい送球でした。さあ、頼みの5番新5年生の寛太、今日は快音無し、打ってショートゴロ、しかしこれが内野安打となって大和ホームインして同点に追い着きました。こうなったらワッショイウエスト春祭り、新5年生早撃ち祐茉がジックリ球を見極める、第1打席初球打ちヒット、第2打席ファウル6本で粘り11球目レフトフライ、ところがこの打席は全く振らないでフルカウント、この間に寛太2盗、結局四球を選びました。「1球あれば仕留められる、ジックリ好きな球を待て」という監督の指示です。ファウルで粘れるバッターと言うのはこういうときに有利です。追い込まれても粘っているうちに好球が来るか、ピッチャー根負けして四球を選べます。この場面はジックリ来られるのが投手心理からするとイヤなのです。さあ、「エラーを呼ぶオトコ」陽太、1球目ファウル、2球目ボール、これがパスボールとなってランナーそれぞれ進塁、ヤッパリ呼んでる、呼んでる、
♪呼んでいる ♪呼んでいる ♪赤い夕陽の 故郷が ♪涙ぐみ 背のびする ♪渡り鳥を 呼んでいる ♪雲よ行くなら おふくろさんに ♪思いをせめて おーい乗せて行け・・・知ってますか?1958年三橋美智也のヒット曲、「赤い夕陽の故郷」です。生まれてない?アッ、ソウ、ワタシは小学生でした。今は大井ウエストテーマソングを歌う福田こうへいが現代の三橋美智也と言われています。毎年選手によってテーマソングがありますが、たとえばヤンキースのマー君は、ももクロの「My Dear Fellow」に乗ってヤンキースタジアムに入場してきます。近年では2013年キャプテン内藤匠之介が梅沢富美男の「夢芝居」をテーマとしたのが印象的でした。小椋佳ですよ、作詞、作曲。♪恋のからくり 夢芝居 ♪台詞ひとつ 忘れもしない ♪誰のすじがき 花舞台 ♪行く先の影は見えない ♪男と女 あやつりつられ ♪細い絆の 糸引き ひかれ ♪けいこ不足を 幕は待たない ♪恋はいつでも 初舞台 内藤匠之介は多才だったので、内藤泰子の「思い出ボロボロ」も持ってましたね。言い訳繕う その前に ♪やさしさ装う その前に ♪聞いておきたい事がある だけど ♪想い出ぼろぼろ くずれるから ♪瞳こらして闇ん中 さてどうして陽太のときに相手は致命的なエラーをするか?冨士川監督の説によれば、あの顔でジッと見られると相手がエラーをせずにはいられないのではないか?というのですが、そのワケは・・・詳しく知りません。そして更に呼んでいる、呼んでいる、陽太が呼んでいる、2ボール1ストライクからスクイズ!ナント、キャッチャーフライで2アウト、アリエナイ、しかしさらにトンデモナイ、アリエナイことが起きます。キャッチャーの高橋主将がセオリー通り寛太を3塁に追い込んで送球、ところがこのランダウンプレー、難しいのです。慌てて戻る寛太のヘルメットに送球が当たり、レフト線左のボールデッドゾーンへ....寛太のみならず祐茉までホームインして5-3、聖は空振り三振。ランダウンプレーが何故難しいかと言いますと、このようにランナーに送球が当たることがあるからです。逃げるランナーの背後から投げる時、当たらないように投げるとしばしば高い球になって捕球できずにレフトへ抜けることもあります。ランナーは3フィートラインから出られませんから、投げるほう、受けるほうが、ベース際ではうまくランナーの横に投げる、捕るのをミス無く続けなければなりません。これは余程練習していないと難しいのです。
逆転また逆転の末、最後は2点リードすると、バッテリーはルンルンです。7回表キッズは打順良く1番から、しかしレフトフライ、康平の守備は安定しています。2番サードゴロ、陽太→頼で2アウト、3番ライトゴロ、聖→頼で試合終了、侑宏7安打打たれながらも、1四球7回88球、ナイスピッチングでした。
勝瀬キッズは勝てる試合を落としたと口惜しいでしょう。特にタイムリーヒットで先制されたすぐ後の3回表、ヒット出塁と送りバントでキッチリチャンスを作り、大井ウエストの守りのミスで棚ボタみたいな2点もらって逆転、5回裏3バントスクイズで追い着かれた後すぐ連打で1点取って突き放したものの、その裏今度は四球と守りのミスで逆転されたのですから、「タラ、レバ」が出ますよね。勝負というのは場面に応じた作戦を選手が監督の采配に従っていかに忠実に実行できるか、というのが結果を分けるポイントです。そしてそれは日頃の練習によります。イヤになるほど練習しないと、通り一遍の練習では身に付きません。ランダウンプレーなど、そのものです。イヤになるほど練習すると、体に染み付いて、本能的に咄嗟のプレーが出るのです。そしてまた、いくらリードされても、目一杯練習したのだから、諦めなければ勝てるという自信が身に付きます。体力的にはスラリと野球向きの身体をした勝瀬キッズの選手たちには到底かないません。そのパワーが思う存分発揮されたら、いくらがんばってもボコボコにされます。そこでノラリクラリとはぐらかしながら、必ずチャンスはやってくる、とそのときを待つのです。体力差だけではなく、大井ウエストは6年生が4人だけです。このハンデをくつがえすのはチームワークと練習で培った気力しかありません。この試合でもミスが出ました。まだまだ練習不足です。毎年の事ながら、シンドイ試合が続きます。しかしこの試合のように、耐えに耐えて最後は勝つ、という結果を見せてくれると、選手たちに感謝です。そして佐伯さん、有難うございました。またよろしくお願いします。コトヨロです。


 準々決勝]3月28日(土)11時33分〜  富士見第2運動公園B面C-2

チーム 1 2 3 4 5 6
みずほ台ヤンガース 1 1 0 0 6 1 9
大井ウエスト 0 0 3 0 1 0 4
敗戦投手:瀬戸尾侑宏 本塁打:瀬戸尾侑宏(3ラン)

戦況ウエストは埼玉南部春季大会ブロック決勝を富士見第2運動公園A面で9時から水谷フェニックスと戦って、侑宏と大和の活躍で勝ちました。1時間も置かずに11時半からB面でみずほ台ヤンガースと対戦しました。みずほ台ヤンガースは3月22日(日)富士見第2運動公園A面での埼玉南部春季大会2回戦で若松ブルーウィングスに2-6敗れましたが、1回戦では新堀ジャイアンツに18-1大勝しています。富士見親善大会では3回戦で川越の今年の強豪川越ユニオンズを6-3で下しています。ピッチャーが緩急付けて上手い投球をします。エースは郡司君、芳澤君に投手リレーするケースが多いようです。バッテリーを組むのは放生捕手です。富士見市の春季リーグ戦では水谷フェニックスに7-3勝って4戦全勝、唯一無敗のトップです。メダルがかかる試合、この試合に全力投入できるみずほ台ヤンガースに対して、ウエストは連戦、強敵に対するにはキツイですが、勝っているからこそなので、有難いことです。
ウエスト先発は大和、試合前から頭が痛いということで、だるそうだし、水谷フェニックス戦で力を出し切ったのかな?と不安でした。頼みの主砲4番頼は水谷フェニックス戦で足を痛めてビッコをひいているし、かといって侑宏を連投させられない、寛太は肩を痛めて投げられない、ジョーは不安、ということで大和にかけるしかなかったわけです。せめて試合の間に時間が有れば、疲労回復できたかもしれません。連戦なので、選手にはバナナを食べさせて臨みました。後から考えるとおにぎりを食べさせるべきでした。おにぎりというのは他の炭水化物より消化が良いのですぐエネルギーになります。およそ食べてから1時間後に、モリモリパワーが出てくるので、スポーツ選手はこの時間を計っておにぎりを食べることが多いのです。
先攻はみずほ台ヤンガース、1番木村優斗君は良い選手、警戒すべきですがストレートで歩かせました。2盗して2番のサードゴロで3進、1死3塁でクリーンアップ、3番郡司君にぶつけて、2盗図った時捕手の陽太が2塁送球、これを祐茉が前進してカットして3塁送球、普通は引っ掛からないのですが、このときはまんまとおびき出しに成功、3−本間のランダウンプレー、ところが頼がすぐに本塁へ投げず、ホームインを許しました。過去何度も同じことをして、そのたび注意されて「ハイ」と言うのですが体得していません。ランダウンプレーは先の塁には素早く投げて、前の塁に追い込んで、最悪逃げられても良いのです。事実郡司君はランダウンプレーの間に3塁到達、3塁に2人いる状態になれば、後のランナーをタッチアウトできます。4番放生君ファーストファウルフライで2死、5番芳澤君は歩かせましたが6番サードゴロでチェンジ。1回裏ウエストは1番ジョーが左中間にヒットして2盗図り刺されました。やはりキャプテン放生捕手肩が良い。
2回表先頭の7番打者は4年生、またしてもぶつけて2盗され、ボークで3進、サードゴロの間にホームインを許して2点目。1番に還り、木村君にもぶつけてしまいました。2番は2アウトなのに何故かバントして、アウト、チェンジ。2回裏4番頼はショートへ打ち上げましたが走りません、「走れ〜〜〜!」と言われてようやく走り出しましたが、ショートがポロッと落とし、拾って1塁へ投げてアウト、最初から走っていればセーフでした。試合終了後に病院へ行って分かったのですが、水谷フェニックス戦の走塁で足を捻挫していたようです。寛太のヒットが出ましたが無得点。
3回からマウンドにしぶしぶ侑宏を送りました。いくらなんでも2回で3人死球では相手チームに申し訳ないばかりか、四球も2個与えてノーヒットで2点献上ですから、これでは野球になりません。1試合で四球は1〜2個、エラー1個以内でないと締まらないのです。侑宏は水谷フェニックス戦で87球投げているので、本来はもう投げさせてはいけないのですが、上の事情のように他に投げれる選手が居ないので仕方ありません。しかしさすがはエース、たった4球で三者凡退に抑えます。その裏康平がセンターへヒット、ジョーもレフト前ヒットで続き、侑宏がライトへ3ランホームランして一挙逆転。なおも大和がライトオーバー2塁打で続きましたが、足を痛めた頼はやはり踏ん張れずサードゴロ、寛太力なくセカンドフライ。
4回表侑宏はまたしても3人で打ち取り、これは完全に流れはウエストに来ました。その裏1死から陽太が2塁打し、パスボールで3進、3バントスクイズを命じたらナント!空振り、当然陽太もタッチアウトで一瞬にしてチャンス消滅。流れがこちらに来て、かさにかかって一気に攻める場合、3バントスクイズのような強気な作戦を取っても8割方、いや外されなければ9割方転がせなければ大井ウエストではありません。打たせても確率は低いので、はるかに得点確率の高い作戦です。外されればミジメだし、時には小フライ併殺もあるし、打球が強ければ本塁トス→タッチアウトも有り得ますから、スクイズというのは強気の作戦であり、ましてや3バントスクイズというのは超強気の作戦で、信頼の置ける選手にしか出せないサインです。最悪ファウルになってアウトになっても仕方ないのですが、ストライクを空振りというのはアリエナイ。
これで流れは「ヤッパ、アッチー!」とくるりと向きを変えて去って行きました。そして魔の5回がやってきたのです。ヤンガースは9番4年生の名取から、初球をレフト線ライナーで破る2塁打、とても4年生のバッティングとは思えません。侑宏も代ってから初めて出したランナーです。1番に還って木村、初球打って3塁右のゴロ、しかし捕れない、ショートがカバーしましたがこの打球はサードが捕球しなければアウトにはできません、2塁ランナーは戻って無死1、2塁、2番打者も初球打ち、サード捕って1塁送球、中途半端な送球で、ファーストポロリ、これはサードのエラーになります。無死満塁は結構点にならないもの、ホームゲッツーだ、と大和が指示します。早めに追い込みたいのですが、3番郡司は2球ボールを見て3球目ファウル、4球目ボール、そして次の球見送って、押し出し、侑宏も心中穏やかでなかったのでしょう。3-3同点となりました。4番放生1球ストライク見逃して、次の球打ってショートゴロ、ヨシ!ホームゲッツーだ、名手ジョー、アレ?はじいて打球はセンターへ、1点入って逆転、ゲッツーを焦って目を切るのが早かったのでしょう、なおも無死満塁、5番芳澤、初球打ってこれはファーストフライ、ヨシ!ところが1塁手の頼が前進、そして慌ててバック、しかし時既に遅し、後ろへポトリ、ライトの聖が必死に突っ込んで来ましたが本来ファーストフライですから到底追い着けない、また1点でこの回3点目、記録上はヒットになりますが、明らかに撃ち取った当りでした。ウエスト内野陣がいつもの守備ならとっくにチェンジになっているはずなのになおも無死満塁、6番5年生きれいにセンターへライナーで運び、この回4点目、なおも無死満塁、7番4年生スクイズ、サード捕ったが投げられない、記録は内野安打、この回5点目、なおも無死満塁、何か壊れたカセットテーププレーヤーみたいに、同じ様な展開がグルグル巡ります。8番スクイズ、決まってこの回6点目、ピッチャー1塁送球1アウト、2塁走者2ラン狙って本塁突っ込みましたが頼から大和へ送球して本塁タッチアウト、2死取ってやっと落ち着きました。打者一巡して9番名取この回2度目の打席、1塁打ち上げてチェンジ。その裏ウエストは侑宏、大和の連打で1点返しただけ、6回表には疲れが出た侑宏が1死から2連続四球、サードの野選で1点献上、ナント!1イニング35球の苦しいピッチング、しかし良く投げました。もう試合時間は過ぎて、6回裏ウエスト陽太が四球出塁しましたが0点で試合終了。
魔の5回表を振り返ります。ヤンガース打者10人で6点、四球1個出しているのに侑宏の投球数はたったの19球、これはどういうことか?3、4回いずれも三者凡退で17球で片付けられたピッチングを見て、これはコントロールが良いピッチャー、「初球から良い球なら打っていけ」という百戦練磨の渡辺純監督の指示でしょう。侑宏もドンドンストライクを取って行く、それを打つ、ところが1点ビハインドの無死満塁では簡単に打たない、3ボール1ストライクでは完全に「待て」、同点に追い着いたらまた4番以降、初球から好球必打、あれよあれよという間にランナーがクルクル塁を回る、下位打線はスクイズ攻勢、1球で決める、必殺です。展開に応じて、相手選手の心理を見透かして次々に指示を出し、それに的確に応える打者、見事なベンチワーク、非力なのに「打線」になっている、素晴らしく訓練されたチームです。郡司投手は打たれても四球を出しません。最後1個陽太に与えただけ、陽太はこの打席サードファウルフライ、余裕でアウトの感じでしたが、そこは「エラーを呼ぶオトコ」、名手の3塁手がポロリ、命拾い、そしてさすがの郡司投手もあの顔を見ながら投げるとストライクが入りません。ヤンガース渡辺純監督は5回裏ひらめいたと見えて上手いセカンド4年生をライト6年生と入れ替え、6回に戻しました。こうしたベンチワーク、さすがです。試合終了後、渡辺監督に言われました、「ウエストの真似してバント作戦で勝ったよ」・・・。スクイズ成功のヤンガース、失敗のウエスト、明暗です(>_<)
結果論ではやはりダブルはキツイ。特に春先はまだまだスタミナ不足です。その上頼みの主砲頼が怪我したので得点力が激減、ただデータ的に見ますと、
【みずほ台ヤンガース】5安打(塁打数6)、8四死球、エラー出塁2、野選出塁1、計15出塁、9得点、塁上死0、三振4、残塁6
【大井ウエスト】8安打・1本塁打(塁打数15)、1四球、エラー出塁0、野選出塁0、計10出塁、4得点、塁上死2、三振2、残塁3
このように攻撃力はウエストが勝っていますが、投手を含めた守りでヤンガースが上です。すなわち自滅ですね。
5回もウエストが普段通りの守りをすれば、ビッグイニングにはなっていません。郡司投手はいいピッチャーでしたが、ウエストは打ちまくりました。これで頼が故障していなければ楽に勝てる相手に見えます。昨年の東入間新人戦で大井ウエストは鶴小ニュースカイヤーズ相手に打力で圧倒しながら、当時4年生のエラーにならないまずい外野守備2個で3-1で負けました。8残塁の拙攻、すなわち、まだまだ守備も攻撃も下手です。攻撃力は2013年の優勝5回、年間42勝した時よりも上かもしれません。0-8から逆転して勝てるチームなんてそうそう無いのです。しかし2013年は6年生が6人、5年生が3人で、選手同士が声掛け合って強固なチームプレーをしていました。ピッチャーの川井田流碧は外野守備の位置を指示し、捕手の柿沼大翔は内外野に声をかけ、ほとんどパスボールをしない鉄壁のキャッチング、サインを出してランナーをけん制していました。ピンチになると伊藤優や内藤匠之介など内野手がマウンドに駆け寄ってピッチャーを励ましました。ピンチの守りでは選手が互いの連係プレーを確認して、監督から指示されなくても自分達で考えて次のプレーに備えていました。野球が分かっていたのです。守りが良ければ流れは相手に行きません。野球は強いチームが勝つとは限らない、だから面白いのです。流れとは水の動きの例えです。流れに乗る、すなわち精神力で上回ったほうが、怒涛の勢いで相手を押し流します。流れをつかむためには策を弄(ロウ)します。これがベンチワークですが、選手たちが自発的に声を掛け合って、相手に流れを渡さないのが2013年チームでした。今回の5回の守備では、この声の掛け合いが無かったので、浮き足立ってムザムザ大量点になりました。2013年の6年チームは、新倉フェニックス戦は例外として、富士見エンゼルスとタイブレークの7失点が最多で、非常に失点の少ないチームだったので強かったのです。48試合で116失点、1試合平均2.4点です。3点取れば勝てるなら、勝利確率が高いことがわかりますね。2015年開幕6試合で28失点、1試合平均4.7点、2013年の倍です。得点は1試合平均7点ですから、2013年と同じです。課題が守りだと言うことが分かります。6年生がもっと声を掛け合って、自分たちで守りを指示し合う、5年生も上級生に遠慮せずその輪に入っていかないと強くなれません。野球は強いチームが勝つとは限らない、折角例年にない破壊力があるのですから、守りのチームワークが出来れば鬼に金棒、東入間地区に敵無し、若松ブルーウィングスもなんのそのに成り得る可能性を秘めています



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